社会参加の実際・改

2016年お引っ越し。つれづれだらだら雑なテーマで書きます。ま、ちょっとライブ感想多め。

AI - 「IN THE MIDDLE feat.三浦大知」配信リリース & MV公開! ※追記あり

そして。この曲のフル音源&MVが、本日ついに公開されました。
音源の方は本日、2021.8.13 0:00より配信リリース。そしてMVの方はさきほど、2021.8.13 21:00に公開されています。

 

AI - 「IN THE MIDDLE feat.三浦大知」 (official video) 

          ***

この楽曲は、、ただ、聴いて、ご自身で感じて欲しいな、という他ない。
聴けばわかる。聴けば伝わる。そういう楽曲なのかな、、と思います。

 

なので、いうのも野暮、余計なお世話ではありますが、、
しいて自分個人の感想をいうとすれば。
今のこの世界。
世界規模のパンデミック地球温暖化による異常気象のために各地で起きている気象災害。やるべき仕事を歯を食いしばってやられている少数の方々を除き、状況に対処しきれない中央政権も、現状に不安を抱える小心物の一般庶民も、不安要素に目をつぶって軽々しい言動を吐く輩も、、実に多くの人々が浮足立っている。
多くの人々が、周囲のいろいろな情報に惑わされながらいろいろな方向を向いて、濁流のように押し流されて、、たぶん、自らの二本の足でしっかり立っている、と自信を持って言える人は少ないんじゃないか、と思う。

AIちゃんと大知くんのこの歌、ふたりの声を初めにきいたときに、
彼ら二人は、こんな濁流の世界の中で、ちゃんと自分の芯を見極めようよ。自分の足でしっかり立とうよ。
と言っているように聞こえました。

 

彼らはそりゃあ歌がうまいとかダンスがうまいとか、普通の人にない才能を持っている。
一般人とは違う特別な業界で仕事をしているから、悩みの質は違うかもしれない。
けど、彼らの今、があるためには沢山苦しんで沢山悩んだ筈。そういうのを乗り越えたうえで、自分はここにいる。と言っている。

上からでも下からでもなく、彼らもまた、それぞれの悩みや苦しみを乗り越えて、ここが真ん中、という立ち位置をきめて踏ん張っている。
そうだよね、そうですよ。
自分もそういうふうに、芯を通さなくちゃ。頑張らなくちゃ!
自分の居場所を自分自身で探さなきゃ!

色んな意味で、とてもとても勇気の素、みたいのをもらえた曲です。

 

ああ、なんかうまく書けないです。
もうちょっとうまく書けたらいいんだけど、、、。

 

とにかく聴いて欲しいです!
ひとりでも多くの人に!!

 

 

※ 2021.8.14追記: (追記だけどけっこう長いかも)
昨日までに、どうにも考えがまとまらなくて書けなかったことを追記しておきます。
実はこの楽曲について、去る 8.09にアップされたリリース告知記事(以前リンクを貼り忘れてた💦)の掲載内容について、ちょっとしたもめごと?がありました。記事はこちら ↓
三浦大知公式サイトより→「コラボレーション楽曲、AI「IN THE MIDDLE feat.三浦大知」8/13配信リリース決定!

そして、竹田ダニエルさんという方が、Twitterでこの記事を引用して、「多くの人たちが平等であるために必要なのは、「真ん中にいる」ことじゃないと思うけどな...」というコメントを出されていました。

引用ツイートこちら

プロフィールを拝見する限り、この方は、カルチャー方面で文筆を生業とされており、SIRUPさんが彼の著書を絶賛のうえ紹介されたりしてるようですね!
竹田ダニエルさんのTwitterプロフィール

で、こういう背景を持つ方が、そこそこ人気のある日本のアーティストが新曲をリリースするっていうんで 着目してくれたわけです。そして、そのコメントに引っかかりを感じて、引っ掛かりの要因を丁寧に説明してくれている、とういう感じです。
で、問題は。音楽業界内でも著名な方々が、彼のこのツイートを引用して、割と共感する方向で次々と拡散されていった、、、。

自分はご存じの通り、AIちゃんも三浦大知くんも大ファンなので、なんだか非難されてるみたいですごく腹が立って、彼らはそんなつもりで発言したんじゃない!!ってことを言いたくてたまらない気持ちになりました。正直、今時点でも(そんなこといわないでよ!)っていう気持ちでいっぱいです。

 

ですが、、客観的に考えて…たぶんこの問題の、引用されているアーティストが別の人だったら。
竹田さんをはじめ、引用して賛同(拡散)した多くの人達と同様に、そうだよね、とか、そうでもないよね、とか反応するだけだった、と思う。
そう。竹田さんや、他の多くの人々は、単に、公式なWebコンテンツの文面に、こういう文章が掲載されるのはちょっと引っかかるよね、と言いたいだけ。
(ほんとうに正直をいうと、、自分自身も「真ん中」という言葉に引っかかって(なぜ?)と思った)

実際のところ、たとえばアーティストが何かを発言したとして、その発言が一言一句そのまま文章に起こされる訳ではない。そういう意味では言葉を編集するライターであるとか、掲載するコンテンツに責任がある。
竹田さんとか、その他賛同された皆さんは、、そういう、、引っ掛かりワードを、公式なコンテンツに敢えて掲載するのはどうなのかな?という疑問を呈して議論したわけです。楽曲がどうとか、その歌詞が生まれたきっかけがどうとか、ましてやアーティストの人柄は、まったく議論の焦点にしていません。

ところが当該アーティストのファンの気持ちと言えば。
そのアーティストがその楽曲を出す必然性、その歌詞を書いたバックグラウンド、そういうところに着目して欲しい訳ですよ。
なので、(リリースもされていない楽曲について云々するなんて!)と怒り心頭大噴火する訳です。

だが彼らは最初から違うものを見ているので、、いくらこっちが腹を立てても、きっと、我々の望むような言動は決してしてはくれません。

これに関し、わたしはもちろんアーティストのファンの立場ですので、
上述したように、、いくら彼らの論理を客観的に理解しようとしても、感情的にまったく共感も納得もできません。
(ちゃんと楽曲を聴いてよ!)(アーティストを傷つける発言を謝罪してよ!!)という気持ちですし、いや実に感情的ですがその気持ちしかないですwww

 

最後にも1つだけ。
竹田さんのツイートを引用し賛同されていた方々のおひとり、椎名純平さんの、その後のツイートを紹介しておきます。
→「”真ん中” の件を考えている。」(後半は掲載略)
ここにも書かれているように、椎名さんは、当初は竹田さんのツイートに賛同しながらも、その後、他の見方があるかも、、という考えをするようになり、楽曲も聴こう、という気持ちになっていただいたようです。

先の方々は、そもそも楽曲そのものを問題にしていないので、どんなにファンの我々がキリキリしようとも、けっきょく楽曲を聴いてはくださらない可能性があるわけですが、椎名さんは敢えてフラットな状態で聴いてみたい、とおっしゃってるのが…すごく感じイイですね♪

その他の方々も、あの議論はそれとして、この楽曲を聴いて、それなりにいろんなレビューをしてくれたら嬉しいかな、と思います♪

 

まぁ、、うちの沼では、だからって、ご本人達に直リプを送りつけて大騒ぎするような人が(私の知る範囲では)いない。それが幸いです。
椎名林檎ちゃんファンなのに残念…💦)みたいな呟きも見かけましたけど、いやいや💦
そうやって、、敵v.s.味方的に対立して分断してゆくのが、いちばん危険だと思うのですよ。
ま、つぶやいてた方も、単に思いが出ちゃっただけで、大騒ぎしてたわけじゃないです。

 

やっぱりね。とにもかくにも、、特定の誰かを名指しで非難する発言には、注意をしなくちゃ、と思うのですよ。
最初の竹田さんの発言だって、多くの一般人にとっては「ふ~ん、そうなの?」で済む程度のことだろうけど、名指しされたファンの気持ちは大嵐ですよ。
ハラスメントは、やられる側が気にし過ぎ、、ということもあるかしれません。でも、悲しい思いをした側にとってはハラスメントですよ。感情論でごめん。
ですけど、あとちょっとの思い遣りがあれば、悲しい思いをする人は少なかったかもしれないです。

 

自分は、客観的で、かつ理性的な人でありたい、と常々考えていますが
同時に他の誰かを傷つける言動は、出来る限り避けたいと願っています。
でも未熟な人間なので、どんなに気を付けてるつもりでも、今でも、やらかしてしまってずーんと落ちこみます(だからこそ、先にあげた純平さんの思考の変化がすごく共感できる、涙)。
落ち込みますが、引き続き、自分の言動には気を付けて、少しでもまともな人間になれるよう、、一生努力が必要、と考えています。