社会参加の実際・改

2016年お引っ越し。つれづれだらだら雑なテーマで書きます。ま、ちょっとライブ感想多め。

2020.08.30 : King Gnu Streaming Live (配信)

なんかもうだいぶ日数が経過してしまったんですが、これだけは書いておこう、ということが1つあるので、そのことだけ簡潔に書き捨てておきます。
(だいぶ日数経過してから書いていますが、ライブの感想記事は、当日の日付で投稿することを本ブログのモットーとしております。悪しからず…)

          ***

そもそも King Gnuさんについて、わたし以前にちゃんと書いたことあたっけ?
『The Hole』に関して書いたときも、曲についてしか書いてなかった気がするな。うん、そういう前提で進めよう(読み返すのがめんどくさい、、書いてたらすまん)。

前提として最低限いっておくと、、コロナ禍がなければわたしは3月に CEREMONY 代々木体育館公演に参加していたはずで、、、ライブで体験するまではあんまり真面目に予習しないでおこうと思った。ので、ほとんど彼らの楽曲をまともに聴いてませんでした。振替も流れて完全中止になり、、ようやく諦めて彼らの楽曲を遡っていろいろ聞き漁ったりした、、ようするに
彼等についてはわたくし、いろんな意味で入門レベルなんでございます。
はい前提おわり。

でまぁ、、そんな自分にも、どうにか彼らのライブをしっかり見る機会が、この配信ライブ という企画だったわけです。

          ***

もちろん、TVの歌番組で歌うところは見ているし、動画とかで彼らのライブパフォーマンスの雰囲気も映像でみていたんですが、やはりワンマンでがっつり見ると、たとえ配信でも…違うんだなー、と思いまして。ちょっと書いておこうかな、と考えた次第です。

          ***

でね。感想として言いたかったことは、、ひとことにまとめると。
常田くんは PRINCE だなー
と思ったこと。

なんとなくでは、、ずっと前から、この感じ、なにかに似てるとは思ってたんだけど、
配信ライブで、常田くんがさ、ワウワウのかかったギターをキョワーーンって鳴らした瞬間に
(あっ…そうか!常田くん、PRINCEじゃん!!)
って、すげー納得しちゃったんです。勝手に。
そりゃもう超スッキリですよ自分(笑)

 だいいち、、顔も似てる!(←ほんとか)

そう感じたら、、もうね、常田くんが PRINCEにしか見えなくなってしまってね(笑)
しかもあれね、『1999』から『PURPLE RAIN』辺りの頃の PRINCEね!

          ***

以下、、わたしのアタマでは既に 常田くん=PRINCE という方程式で話が続くので、ご了承のほどお願いします。

彼はねぇ…天才なんです。天才で、ちょっとみ俺様系に見えるけど俺様ではない。
あり余ってほとばしる才能を持っているけれども、自分だけで何かを作り上げるのではなく、他の人と一緒に音楽を作りたい。楽器だって歌だって実は自分ひとりで何でもできるのに、敢えて他のミュージシャンを探して、コラボレーションするんですよ。
そういうところが、、めっちゃわたしの中で PRINCEと重なるんだなぁ!

ただ、King Gnuというバンドにおいては、新井氏とせきゆー氏っていう…最初から完成されたプロフェッショナルのリズム隊がいて。井口くんだけが、唯一、アマチュアからプロになった人、、みたいな感じで。すごく面白いユニットなんですよねぇ、、彼らは。
メンバーそれぞれの個性が強いので、常田くんが天才でも、彼ひとりだけ目立つっていう感じにもみえない。そうでもないか(笑)
ちょっと…他にはないバンドって感じがしますね!

          ***

で、、ただその。常田くんが天才過ぎるので、実は、バンドとしての寿命はそんなに長くは続かないかなーって予感があります。てか確信してます。
今は、天才コンポーザー&プロデューサーと、プロフェッショナルなリズム隊が、才能はあるけどまだあまり擦れてないヴォーカリストをフィーチャリングしまくって纏まっている彼ら。
それぞれに才能豊かな個性の集まりが、いつまでもまったく同じ方向に進んで行ければハッピーなのかもしれないけれど、まぁそこは、、難しい所なんじゃないのかな。
続けたい、、と考えるメンバーはいるかもしれないけど、常田くんが同じことをずうっとやり続けられる人には、とても思えません。
彼は、彼自身であり続けること以外は、ずっと新しい表現を求め続けてゆく人なんだと思う。

          ***

配信ライブはすごく密度の濃いもので、満足感の大きい内容でした。
ほとばしる才能のぶつかるパフォーマンスを見られたことはすごくラッキーだったと思った。
これから彼らがどうなってゆくのかわからないけれど、、まったく同じような内容ではなくとも、また同じ位テンションの高いパフォーマンスをみられる機会があればすごくラッキーだし、
もう見られないとしても仕方ない。

 

ライブって一期一会。
、、最前線で活躍している新進気鋭のバンドを見て、こんなことを感じてしまう自分はちょっと残念だけれども、
もしまた機会があれば、、また見られるといいな、と思いました。

 

なんか
すげえいいライブを観たのに
ビミョーなニュアンスになってしまってごめんね。

 

 

データ:

BARKS より:→「【ライブレポート】King Gnu、生々しいほどにロックな初の配信ライブ」(2020.8.30)
ORICON より:→「King Gnu初ライブ配信 ほとばしるエナジーとバンド哲学」(2020.9.10)