社会参加の実際・改

2016年お引っ越し。つれづれだらだら雑なテーマで書きます。ま、ちょっとライブ感想多め。

2016.9.15: DAICHI MIURA LIVE TOUR 2016 (RE)PLAY @サンシティ越谷市民ホール(速報)

三浦大知ライブツアー 2016 (RE) PLAY」が開幕した。初日は越谷。座席数2,000人に満たないホールだ。
(正確な言葉は忘れたけれど)正直にいって悩みや葛藤があったという昨年のツアー。実は、観ているこちら側にもその迷いや辛さが伝わってくるようなツアーだった。しかし今年の三浦大知氏には、そんなものは微塵もなかった。きっと…昨年のあの状態から、彼なりにとてもいろいろ考えて選んでいった、今回のツアー内容なんだと思う。そして正直に言って、、初日からこれほど気合いの入った三浦さんをみたことはなかった!(言葉はわるいが、三浦さんの初日は"公開ゲネプロ"ってのが、ファン友の間では共通認識だったから。)

で個人的な心構えをいえば、あの昨年の不安定な状態から、いったいどんな形で新しい公演を作り上げてくるのか。どんな斬新な試みがあるのか。そんなところをしっかり見てやろうという気持ちだった。しかし…蓋をあけてみたら、新しいツアーのステージに立っていた三浦大知は、ただ、唄って踊るアーティスト三浦大知そのものだった。世界で唯一無二の存在である三浦大知にしか出来ない、そんな公演だった。

 

ひとつだけネタばれすると、今回の公演…少なくとも初演では、MCでツアータイトルについて何度か語られた(これは彼のツアーでは珍しいことのような気がする)。ただ、彼の語った言葉の内容がすべてを説明するのではなく、実際には観客は、ライブを堪能しながら、あるいはライブが終わってから、それぞれに自分なりの (RE) を一所懸命に考えはじめることになる。そんな公演になっていると思う。わたし自身の例をいえば、ライブ後に、今みた内容に加えて、さまざまな思い出や感情が次々と押し寄せて…とても眠いのに眠れなくなってしまったほど。SNSをみたら、同じ想いの参加者が沢山いたようだ!

そしてとにかく三浦大知というアーティストに惹かれて彼のライブをみにきただれしもが、「なぜこの人にこんなにまでも惹かれるのか」という自分自身を、きっと再認識する。

 

ネタバレをしたくないので内容を書かないけれど、三浦さんライブの、ある特定のジャンルのポイントが大好きで、そういう方向性にもっと極めてほしい…というマニアックな期待を抱いているファンのクラスタ(具体的には、要するに特定のサポートダンサーやサポートミュージシャンの大ファンで、そのクルーの出演を楽しみにしている層ね笑)では、残念ながら期待通りではない…と感じた方もいたようだ。

じっさい、マニアック(?)クラスタに属するわたし個人的には、まぁ方向性的にも期待していた系ではなかったのだけれども(笑) 今回のライブは、三浦さん的に紛れもなく「正しい」振り切り方だと感じたわけです。そうか。今のあなたはそういうあなたなんだね?ということが、じつに小気味良くスッキリと伝わった。あなたが全力でそれに挑み、しかも自信にみちて幸せそうにそれを届けてくれていたのが、終始うかべていた笑顔に感じられた。

 

観ている者も、全力で三浦さんのパフォーマンスを受け止めて、(わたしに限らず)ぐったりと帰宅して脳内グルグル状態になったことだろう。

これから参戦するみなさんも、きっと同じ状態になることを保証するので…どうか楽しみにしていてください!!