社会参加の実際・改

2016年お引っ越し。つれづれだらだら雑なテーマで書きます。ま、ちょっとライブ感想多め。

心地いい音楽ってなんだろう。

さてさて。
わが推しである三浦大知さんが、新曲「About You」をリリースした同じ日(2021.3.31)、アルバムをリリースした Tohjiというアーティストさんの音楽について、ちょっと書きたいです。
たまたま同じ日に新譜をリリースしたから聴いてみたよ、っていう話ですが。
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Tohji『KUUGA』 

まずねぇ…とにかく日本語がきもちーです!
「Naked」とか、お経みたいな部分も含めて、あぁ~日本語だなーって感じする。
何を言ってるのかよくわからないけど(いやもちろん意味はわかるんだけど)、とにかく
日本語特有のリズムについての、とらえ方→表現が面白いなーって。
これまでのわたしがイメージしていた”日本語ラップ”系とは…なんか違うな!けっこう違う!!
これは音楽だなー!って感じる。

そもそも、(KREVAさんを除いて)日本語のヒップホップ系ラップ系をそんなに好きになれない要因には、「それを音楽と感じられない」みたいな感覚があって。
いや、苦手とかではないんです。ただ、日本でヒップホップ系といわれてる系のジャンルの楽曲たちに、、音楽を感じられないって印象なのですよね。
それがね~、、この方の曲は、音楽だな。音楽として普通にきもちーな、って感じるんです。

音楽ニュースとか全然チェックしないし、ジャンル的には全然知らないところだし、このアーティストの評価が全体でどのレベルかは全くわからないんですが、、このアルバム、わたしは好きですね。
この方、Wikipediaにもちょっとだけ(ほんとにちょっとだけ!)情報がアップされていて、帰国子女→名門中高でやんちゃして退学→美大在学中(?)のラッパー、とのことです。
動画チャンネルにアップされている様子などを見ても、、やんちゃな雰囲気伝わってきますね💦
なんというか…自分の世界と彼の世界が交わる気はしません。お友達になるのは厳しそうです、、(先方からもお断りでしょうが)。

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Tohji『angel』

ためしに、もう1つ前のアルバムも聞いてみました。
ああ、これもいいですね!
海外プロデューサーと組んだという『KUUGA』の方よりも、こちらは、もっとストレートな感じがしますけれど。
やっぱりこの Tohjiという方のね、音の響きへの感性、みたいのがきもちーのかな?
歌詞の世界観はヘンテコで、わたしみたいなBBA世代がちゃんと受け止められてるかは分からないっすけど。わたしは普通にかっこいいなー、と感じますよ。変なこと言ってますけどね笑。

あと、最新アルバムに含まれる曲の動画とかは見つけられなくて、『angel』に入ってる曲のMVを貼るんですが。この動画もいいすね!

Tohji - HI-CHEW (prod. MURVSAKI)

この映像はさ、たとえば30年くらい前にSF系のコンテンツを創作したり楽しんでた世代と共有したいよね。
昔のSFってリアルに現実なっちゃうぞっていうことでね。今GGやBBAになった、元SF好き民と共有したいよ。
もちろん現実のフィジカルな世界がこう、ってことじゃなく。今の20代くらいの世代が、何かへのオマージュとかでなく、リアルタイムに普通の心象としてこういう表現しちゃうってところ。

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今回の話で書きたかったことは。心地いい音楽って、アーティストがどんな人だとか、どんなジャンルだとか、そういうのに関係ないんだなーって、つくづく感じたってこと。

あと。
アカペラの記事でもちょっと書いたんですが。
心地よく感じられる声の好みっていうのが、、わたしすごくあるみたいです。好み、偏ってると思います。

好きな音だなー!って思える音楽を聴いてると幸せですけど
耳に合わないかもしれない、って感じる音楽があるのは残念です。
せっかく音楽を聴くのなら、たとえば個人的な好みに合わなくても…できれば気持ちよくなりたいなぁ!!
贅沢な悩みなのかもしれない。

 

<リンク>
HIPHOP部
→「【奇才】ラッパーTohji(トージ)とは?経歴やおすすめ曲を紹介!」(2019.10.26)
音楽ナタリー
→「TohjiとLootaがカニエ・ウェスト「Yeezus」でも知られるブロディンスキとコラボしたアルバム配信」(2021.3.31)