社会参加の実際・改

2016年お引っ越し。つれづれだらだら雑なテーマで書きます。ま、ちょっとライブ感想多め。

PTXさんの続き・3

PTXさん、過去の話ばっかりしてしまったたので、少しは最近の話を。

比較的最近の映像で、とくに気に入っている動画はこれです。 

[OFFICIAL VIDEO] Amazing Grace - Pentatonix

こちらは、昨年12月にリリースされたクリスマス・アルバム『We Need A Little Christmas』 の、先行配信動画です。
いわずと知れた…超有名な讃美歌ですので、え?今まで唄ってなかったっけ??と驚いたけれども。
(一定年齢以上の多くの日本人にとっては、TVドラマ・2003年版(唐沢寿明主演版)『白い巨塔』の主題歌、または早世された歌手・本田美奈子さんの歌唱でよく知られています)

この PTX版はねぇアレンジがとっても素敵なんですよ!(いや彼らの曲のアレンジは基本的に絶品しかないんですけども…)

まず、Kevinと Kirstieがオクターブのユニゾンで E音をず~~~~っとハミングする中、おもむろに Mattのソロ!めちゃオーソドックスに主旋律を歌い上げ、そこに Scottと Mitchの、これまた美しくもオーソドックスなコーラスが絡む。

ところが2コーラス目、いきなりリズム変わるんですよ。3/4拍子→2/4拍子に!!
余りにも普通に拍が変わっていて驚いて「ほぇぇぇぇぇぇぇ~スンゲェ」ってなったんですが、ただ。
3拍子だろうが2拍子だろうが、歌う人にとっては、大した違いはないってことあるらしい。(たとえば変拍子の曲など、楽譜をみて頭で理解して演奏するのは割とハードル高めすが、楽譜で覚えないタイプの人は割と平気だとか)話めっちゃそれたすまん。

聴いている人にとっても、ここで拍が変わったというより(あ、Mattがベースに戻ってリズムパターン変わったな)くらいの感想かもしれません(笑)

で2コーラス目、Scottが朗々と歌い上げる2拍子アレンジの主旋律すんばらしいんですけど、続くブレイク部分のメロディラインがとっても美しくて印象的!!おお、なんて素敵!!!

で3コーラス目で主旋律は Mitchに替わるのですが、これがまた!
普段はどちらかといえば繊細な美ハイトーンを響かせている彼が、(彼にしてはたぶん中低域の)力強く男らしいテナーで美声を響かせていて、、そこもビックリ!かっけぇ!!

そして4コーラス目は Kirstieが天使的ポジショニングで、光が射しこむような高音を聴かせてくれるわけです!たぶん、彼女の地声の最高域くらいで歌ってるのじゃないかな?そしてクライマックスの和音が信じられないほど、泣けるほど美しいですね。

ラストは Kevinがサビの後半をファルセットでそっと歌い上げ、最後は全員のユニゾンで収束してふっ…と終わるんですよね。

ほんっとに…彼らのアレンジメントは最高意外に言うことがないっすね。

          *** 

Amaging Graceって、通常は3,4コーラスくらいしか聴いたことないと思ってるんですけど、元曲の歌詞は7番まであるそうです(調べた)。
PTX版では、元のメロディ+歌詞に加えて、(たぶん)PTXオリジナルのメロディと歌詞が歌われます。Matt(第1節)→ Scott(第2節+★)→ Mitch(第4節+★)→ Kirstin(第6節+★)→ Kevin(第1節の後半)

PTX版オリジナル部分の歌詞はこんな感じ(和訳は自分なので見苦しい点があればお詫びします)


My chains are gone
I've been set free
My God, my Savior has ransomed me
And like a flood His mercy rains
Unending love, Amazing grace

わたしの鎖はなくなり自由になった
神よ、わたしは救世主に解放されました
洪水のように神の慈悲が降る
終わらない愛、素晴らしき恵み

 

リードシンガー全員がこの部分を唄っているのですが、歌詞のとおり、解放感と自由の素晴らしさ、そして愛と感謝 に溢れた歌唱になっていますよね。

海外の方のリアクション動画を見ていると、プロアマ問わず、みるみる表情がこわばって瞳がうるんで…涙をこぼしたり、本格的に泣き出す人がとても多かったです!
クリスチャンではない自分が正しく受け止められているかはわからないのですが、クリスチャンの方々にとって、幸せや愛、感謝の気持ちを声に出すときに神様の名前を唱えることがとても自然なのだろうなぁ、と想像します。

          *** 

余談ですが、ほぼ毎年のようにクリスマス・アルバムをリリースしている PTXさん。ですが、インタビュー動画の映像などを見ていると彼らの作品が「Holiday Alubum」って紹介されていたりします。
アメリカはキリスト教徒の多い国ですが、もちろん他の宗教を信じる方も沢山います。ので、敢えて「クリスマス」と言わず「Holiday」って表現されるんですよね。なるほど納得できるセンスです。
日本では、クリスチャン以外の人でも普通に ”クリスマス” を祝っているのが…不思議ではありますよね…自分を含めて!←
昔、会社の部署内でクリスマス飲み会をやろうって話になったとき、同僚のクリスチャンの女性が「すみません、その日は家族と教会に行くので出席できないんです…」と辞退してたのを思い出します💦
なんのためのクリスマスかって話ですね💦

          ***

さらに余談ですが、「ん~~~~~っ♪」て歌うときの Mattの表情 Cuteすぎます♡
黒人の顔立ちって、個人的にとてもチャーミングに感じるんですけど、Kevinと Mattの容貌は各々、まったく異なる種類の魅力がありますよねぇ素敵♡
…まぁわたしの好みとか、超どうでもいい話だった…(笑)

 

(もう少し続ける予定)