社会参加の実際・改

2016年お引っ越し。つれづれだらだら雑なテーマで書きます。ま、ちょっとライブ感想多め。

PTXさんの続き・2

PTX動画をいっぱい見た…という話を書いたのに、動画をまったく貼ってなかったので(笑)、ちょっと動画も貼って紹介してみたい。

リアクション動画でよく見かけるのは、もちろん最近の動画が多いのですが、、関連動画として過去のMVが紹介されてきたりで、最近になって過去の動画をリアクションして興奮している人も多いんですよね。
(まぁ、そういう…時間を超えて行ったり来たりできるのが動画サーフの楽しいところでもあります♪)

でね。最近のものを除くと、PTXさんの動画では…こちらのものが凄く多くの方にリアクションされてるみたいなんですよね。

[SING-ALONG VIDEO] Hallelujah – Pentatonix

※貼ったのは2020年に歌詞つきで再アップされたもの。2016年にアップされた最初の Ver.も残っています。

この曲自体は映画『シュレック』にも使われており(わたしは見てない)、まぁよく知られた名曲、て感じです。が、オリジナルのリリースが1984年ということで、そんな超昔の曲という訳ではない。また、オリジナルの作曲者 Leonard Cohenは2016年に他界されておりますので、、このPTX Ver.は存命中にリリースされたんですね!(もっとも、Wikipediaによれば、余りにも有名なこの曲は超有名なアーティストを含む300以上のCoverが存在するそう!!そしてWikipedia日本語英語版で紹介されてる Coverがぜんぜん違っていて面白い!)
神を讃える言葉が入っているので讃美歌とか Gospel Songの類かなぁ…と思いきや。
一般的にGospel Songは割と歌詞がストレートなのですが(多くの人が一緒に神様を賛美する目的なので当然そうなる)、この曲の歌詞は、比喩的な表現や俗っぽい表現が入っていて、、英語スキル残念民にとって、なかなかにわかりづらい。

だがPTXさんのアレンジは、美しいコーラスワークで、教会音楽みたいな雰囲気を醸し出しています。その震えのくる綺麗なハーモニーから、Kevinが大知を踏み鳴らし、Aviの深いBassからScottoのバリトン、美しいKirstieのメゾとMitchの信じがたいカウンターテナーで、外側にぐぐっと広がる声から、、そして集約していく和音がドラマティックな感動の響きを示してくれるもの。

(ちなみに、リアクション動画ではタイトルに「Insane」とつけてるものをいくつか見かけました。直訳すれば「非常識」「頭おかしい」ってやつですね笑)

 

で、この曲については、公式チャネルに Live Versionもアップされております。

Hallelujah – Pentatonix (From A Pentatonix Christmas Special)  

これ、、何がすごいって、音源 Versionとまったく同じアレンジでライブやってることですよね!
1コーラス目の Scottが歌い終わり、2コーラス目の「ドゥン、ドゥルルン♪ドゥルルン♪」って Bass、出だしのところはもちろん Aviが歌ってるんだけど、2コーラス目は Aviが主旋律だから…え、じゃぁ Bassどうなってん?と思うじゃないですか。
でこの映像見ると、口の動きから2コーラス目始まってからの「ドゥン♪」以降は「うおおおお Scottが普通に Bass歌っとるやん!?」て謎が解けるわけです。
実はオリジナルの音源でも、よくよく聴けば2コーラス目の「ドゥン♪」は導入部と比べて声質が変わってるので、Scottが Bassに移ってることがわかるんですが、「いや音源では Aviが多重録りしてるんだろ」くらいに思ってた人にはクリビツ仰天なわけですよ(そういうリアクション動画をいくつかみました、笑)。
中高域から低音まで、Scottの音域の広さマジすげえな!

そりゃアカペラグループなんで、アカペラで再現できないようなアレンジはしないよねぇって…考えりゃ当然なんですけど、まぁライブパフォーマンスだって、音源トラックを使うことは普通なので、ほんとに5人の声だけでやってるとは…なかなか信じがたいですよね。頭おかしいです(褒めてる)。
ライブだと、とくに Bassの Aviが低い低い音を声量豊かに歌い上げてるのが素敵です。途中で Bassにかわる Scottの声ももちろんちゃんと出ているのですが、そこは楽器の違いといいますか。コントラバスとチェロが同じ音を奏でても音の響きは違いますよね。そういうことかなーって思います!

にしても、、Bassからスカッとバリトン域のソロに移れる Aviも変態だし、平然と Bass歌ってる Scottも変態っすよね(褒めてる)。

まぁ、PTXは変態軍団ですよね(超褒めてる)。

          ***

 

もちろん活動初期の『Daft Punk』とか『Love Again』とかも、とても人気で、リアクション動画たくさんありましたが、、自分的には、その辺りまではリアタイて楽しんでいたので割愛します。
(逆に、2016年くらいからこっちは全然リアタイできていなかったという今更感)

          ***

 

最後に…しつこく Avi Kaplan関連の動画をもう1つ。

こちら、Aviが PTXに在籍中の 2014年に単独で、Peter Hollensという方とコラボしているやつ。2014年なら自分が PTX大好きだった頃なので、、なんで当時、見逃していたんだろう? とほんっとに今更感。

 Black Is The Color Of My True Love's Hair - Peter Hollens & Avi Kaplan

この曲は、他の人が歌ってる Versionをどこかで聴いたことがあって、調べてみたけど誰が作曲とかいう由来はよくわからない? Wikipedia英語版によれば”伝統的フォークソング”(民謡?)とのことです。わたしが聴いたことあったのは女性が歌ってるものでしたが、歌詞にも女性版と男性版があるみたい。
わたしは彼氏の黒い髪が好きでその他彼のあれとかこれとか何もかも好き大好き超愛してる…的な歌詞なんですが(大雑把すぎ)、こちらの Verは男性版なので「彼女が~」って歌ってますよね。 

Peter Hollensって方がどういう方なのか、ちょっとググったけどよくわかりません。
Wikipediaの記載により超ざっくりいうと、主な職業は歌手、プロデューサー等。PTXが第3シーズンのチャンピオンになった「Sing-Off」という番組の、第2シーズンにアカペラグループで出場した方で、Aviの他にも、第4シーズンチャンピオンの Home Free、またそこのBass、Tim Foustともコラボしたりしてます(彼の経歴から自分が興味ある個所だけ書いてみた、笑)。

いやぁ、、凄い緻密なコーラスワーク。物凄いアレンジっすよねこれ!!!!

声の響きをどこまでもどこまでも追及して、歌詞とか割とどうでもよくなる(←もとからあまり歌詞聴いてないだろう自分)っすよね。
このコーラスワークを聴くだけでもすごいなーーーーーーーーーーーって思いました。

あとやっぱり…結局、Aviの声がねー。バリトン声域の主旋律から超低音(最後の最低音 G#1かな?)まで、クリアに聴こえて号泣ものです。

ソロになってからの Aviの音源でも、ま、多重で彼のリードも低音も聴けるのですが、、ジャンル的にはカントリー!フォーク!!っていう感じで…力強いけど弩シンプルなハモリなので。
こういう…他ジャンルの曲を聴ける機会は、今後もレアなのかしれませんね。

長くなったので、この記事はここまでにします。
(まだ続きそう、笑)

 

p.s.
長くなったけど、さらに追記。 

その後、「Black Is The Color Of My True Love's Hair」が入っている Peter Hollensさんのアルバム(タイトルも『Peter Hollens』)をフルで聴いてみました!
基本的には彼、および同じくシンガーの奥さんの声による多重トラックによるアカペラです。ときどき楽器が入っていたり、「Black Is~」みたいに他のシンガーをフィーチャリングする曲もあったりする。

どの曲も、ものすごく美しいコーラスアレンジで感動的!
中途半端なスピーカーだと(Aviの深い深い低音ヴォイスを)ちゃんと再現できないので、イヤフォンまたはヘドフォン必須です!

各種サブスクサイトで聴けるので、「Black Is~」の音に興味を抱かれた方は、是非きいてみてほしいです!!