しかし…オススメ曲の1位が Home Freeなのは何故なんだろうね?(笑) Home Freeたまにしか聴かないのにねぇ(笑) ただ、こうして海外の楽曲までもオススメにリストされるのは地味に嬉しい機能ですね。(まぁ…聴いたことあるからこそリストされてるんだろうけど)なかなか海外のアーティストの新曲までチェックできないですもんね。
こちらのミニアルバム(EP)は、洋楽カバー集。三浦大知さんが過去にコンピレーション・アルバムに参加したり、ライブで歌った様々なカバー曲の中から6曲。さらに新録で Bruno Marsの It Will Rainカバーが追加されて 2014年3月日、計7曲の EPとして配信リリースされました。
1. It Will Rain (Bruno Mars) 2. Human Nature (Michael Jackson) 3. CAN'T HELP FALLING IN LOVE (Elvis Presley) 4. WHEN SHE LOVED ME (Sarah Mclachlan) 5. To Make You Feel My Love (Bob Dylan) 6. RIBBON IN THE SKY -live recording- (Stevie Wonder) 7. True Colors -live recording- (Cyndi Lauper)
『Covers EP』で聴けなくなっているのは「CAN'T HELP FALLING IN LOVE」と「WHEN SHE LOVED ME」の2曲。 ちなみに各種配信サイトで検索してみると、この2曲は。リストされているのに1曲単位で購入できなくなっています(アルバム単位で全曲購入はできる)。
でこの2曲、、そう。お持ちの方はご存じの通り! 「WHEN SHE LOVED ME」は、2009年リリースの『Mellow Disney -R&B Revisited-』、「CAN'T HELP FALLING IN LOVE」は、2010年リリースの『Urban pop Disney』という…いずれもディズニーのコンピレーション・アルバムに含まれていました。 こちらの2枚のアルバムは、、オンラインサイト等で新譜は販売されておらず、中古でしか購入できません。音源でも買えません。
ただ、版権が移ったとしてもレーベルは変わらず、以前と同じように発売されているコンテンツは沢山あります。たとえば著名なディズニー映画作品のサントラなどは、昔のもの、最近のものに関わらずずっと買えているので、版権など意識しないですよね! なら、上述のアルバムも前と同じように買えるんじゃないの?と考えたいところです。ところで上述のコンピレーション・アルバムは、エイベックス・エンタテインメントが版権を所持していた期間に、日本独自のコンテンツとして制作・発売したもの。この辺りに何かありそうですね…。 『Mellow Disney -R&B Revisited-』も『Urban pop Disney』も、エイベックスと契約している多数のアーティストが参加しています。こういうところから、、音源をすんなりと移行できなかったのかな、と推測されますよね!
もし音源を持っていない方は、ぜひアルバム全曲購入して7曲すべてを聴いてみてください! 個人的には、この EPで新録された「It Will Rain」が…言うたらご本人 Versionより好きっす!(←この曲はサブスクでも普通に聴ける)
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聴けない曲について、少し書いておきます。
「WHEN SHE LOVED ME」は、トイ・ストーリー2の挿入歌で、原曲は女性シンガー Sarah Mclachlanさんが歌っておられます。 三浦さん 20歳前後くらいの若々しい声ですが、声がよく伸びて美しいテノール。この時期の三浦さんは、オリジナル曲では少年ぽい粗さも魅力的な歌い方でしたが、このカバでは、テクニカルなフェイクも随所にみられる、若いながらも落ち着いた歌唱。爽やかな色気もあり、原曲とは趣の異なる名歌唱になっていると思います。 この音源を聴かないのは絶対損!
「CAN'T HELP FALLING IN LOVE」の方は、言わずと知れたエルヴィス・プレスリーさんの超スタンダード。オリジナルはゆったりしたテンポで歌い上げるラブソングで、古今東西世界各国、さまざまな音楽ジャンルのアーティストがさまざまなカバーを唄っています。 ただしこのバージョンは、ディスニーのコンピレーションに入っていますので、三浦さんのカバーもディズニー作品「リロ&スティッチ」の挿入歌として歌われた、BPMも軽快でアップテンポなポップアレンジを意識された、楽しげな歌唱になっています。リリースは 2010年ということで、同様に三浦さん 20代前半ですね。 最近こそポップ路線といっていいオリジナル曲も歌っている三浦さんですが、そもそも R&B系を意識した歌が多かった彼が、ポップに振り切って歌っているこのカバーも秀逸です。こちらも聞き逃せないバージョンになっていると思います。
話がちょっと脱線しますが(得意技)、「Can't Help Falling in Love」という曲、個人的にはアップテンポなロックやポップバージョンよりも、しっとりと歌い上げる系のカバーがすきですね。 なんたってメロディが美しいので、メロディを聴かせて欲しいっていう気持ちなんですよね。ディズニー版のイメージとは離れるけど…できるなら三浦さんにも、歌い上げ系でカバーして欲しかった(←無理)
ということで、ちょっとここで、Pentatonixさんの「Can't Help Falling in Love」貼っておきますね。 これ、鳥肌立つほど美しいアカペラアレンジです! (書いてる時点で、3,700万回以上再生されてる)
OFFICIAL VIDEO] Can’t Help Falling in Love – Pentatonix
Kevinもリズムでなくコーラスとして加わり完全に5声のハーモニー。リードのメロディは繰り返される部分でも次には前と異なる響き、異なるベースラインで複雑にハモります。 わたしがこれまできいた「Can't Help Falling in Love」のなかで、最も美しいアレンジだと思っている。
あ、そうだ。エムステパフォーマンスについてもう1個。 後半部分はメインのリードを唄わずフェイクとコーラス部分だけ歌ってると前述しましたが、特にラスト部分 It's time to let it go I'm sick and tired of walking backwards
のところ! めっちゃ重ねてる音源トラックのうち、すんげえ難しいパートを取ってるんすよ!
「It's time to let ~」まではリードの旋律をカノンでおっかける力強いパート。その後「~ it go」で突然ファルセットのハイトーンフェイク。 …その後、またオクターブさがってパワフルにリードパートです。 そこから更にラストの「walking backwards」は、リードの下ハモのコーラスパート!