社会参加の実際・改

2016年お引っ越し。つれづれだらだら雑なテーマで書きます。ま、ちょっとライブ感想多め。

2019.11.05 : DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2020 COLORLESS @代々木第一体育館

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そして、9月よりスタートし、計6公演の 三浦大知 COLORLESS TOUR もオーラスへ。
この日は連休明けの平日。ま、早退も考えたけれども、やはりここは勤怠に瑕をつけたくないと決断し定時まで働いてから会場に向かう。
職場が遠いので、当然ながら開演時間には間に合わなかったのだが、、この日はまず開場が30分押した。
お写真は、焦って会場に向かったものの、着いてみたら意外とそとに人影が多かったので、なぁんだまだ人一杯いるじゃん! と安心して、つい撮影した一枚です(笑)

けっきょく…開演も予定より30分近く遅れました。たぶん、18:55分くらいだったと思う。
先に入っていた友人達とちょっと会話をかわすくらいの時間がありました(笑) 冒頭から見られてほんとうに良かった!!

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で感想文を書こうと思うんだけど、、幕張・大阪と、けっこう集中してみてるので、あんまり細かいことは書かなくてもいいかな? 
一応リンク貼っておきますね。

 幕張の感想文:→感想文その1その2その3 ←書きすぎ(笑)
 大坂の感想文:→感想文 
 セットリストは →こちら 

この日の同行者は、三浦さんのファンになりたての頃に知り合った仲間ふたりで、まぁC子さんは幕張も一緒だったし、Hみんは別のライブで会ってるから、合って話をするそれ自体は久しぶりってほどでもないんすけど。
お席は北スタンドCブロック。エンドステージでは遠めのブロックで、ま実際、ステージからの距離的にはアリーナ後方と同じくらいかな、、と半ば以上諦めていたのですが、席についてみたら、ステージが思ったより客席にくいこんでいて、アリーナCブロック前方とほぼほぼ同じ距離感でした。てことは!花道も、幕張の席より近い!!
あと、1階席、思ったよりアリーナに近い!
…というかやっぱりわたし、たまアリの距離感に慣れてきているためか、大阪城ホールと同様に「ステージ近っっ!!」と思ったのでした(笑)

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で先にも書いたとおり、こまかい感想は既に書いているので、今回は、もっとおおざっぱりなところを取りまとめて書いてみたいと思います。


シンプル 

COLORLESS TOUR。総じての印象は ”シンプル” であったなぁ!ということ。
巨大な三角形を中心としたセットは、決して手抜きとかそういうことではなかったんですが、、両脇と中央のサブモニター、花道ステージは可動であったけれど、メインのカタチを変えることはなく、セトリの曲にあわせた照明でセトリの世界観をよりくっきりと示す。
今までのワンマンツアーで使わせていたセットでは、いちばんシンプルといえるくらいのセットだったかもしれません。
もちろんライブハウスツアーの時代は、余り凝ったセットはなくて。わたしが最初に行ったワンマン、2010年の "The Answer"などは、ほとんどセットらしきものはなかったように思うが、ライブハウスツアーでも徐々にセットが入るようになり、2012年ホールツアー辺りからは、さらに可動パーツも増え、どんどんセットが豪華になって行って、、、"ONE END"では、ついに 360°の巨大なセットがアリーナ中央にでんっと。
このたびのセットも、サイズ自体は巨大なので、アリーナ向き(ホールツアーどうするんだろ?あのサイズ入らないよね、笑)ではあるのだが、、やはりシンプルです。
それはセットの話だけではなく、実は、ライブの構成自体もとてもシンプル。
花道ステージが動いたりはあるけれども、基本的に、三浦さんは歌って踊り、ダンサーは踊る、バンメンは演奏する。それだけ。

いや、当たり前っちゃこれ以上当たり前のことはないですが、ちょっと前までの三浦さんツアーといえば、小芝居あり手品ありフライングあり、と。
なんでもありありだったわけですからね(笑)

  

観客全員ファンである、という前提

それと、今回のアリーナ公演を通しての雰囲気。これはSNSで他のフォロワー様も架かれていたけれど、「まるでFCイベントのよう」であったということ。
これ、、実は、今までのツアーと最大に違うところかもしれない。
"ONE END" までのツアーでは、三浦さんのパフォーマンスは、”この会場に見に来てくれた観客” を対象にするものだった。
けれど、、今回のツアーの三浦さんは ”三浦大知のファン” に向けてパフォーマンスをしていた。まるでファンが作成したかのように、ファンの喜ぶセットリスト。ファンに話しかけるかのように、リラックスしたMC。

代々木の MCでいちばん酷かった(←誉めてる)のは、「別れのベル」の前振りでブルースハープを用いるきっかけを話すくだり。
著名なゲーム作家と知り合いになって、著名なゲームのキャラクターとして出演することになり云々というエピソードを、「ほら、俺ってゲーム好きじゃないですか。」と語りだし延々と、「…だから、皆さん全員、やって」まで。30分も時間押してたのに、巻きもせず、いったい何分話していたんでしょうね彼(笑)
幕張も一緒に行った C子が「…ねぇ、ここの話、こんなに長かったっけ?」ときいてくるほど長かった。ここの話、公演を重ねるごとに長くなってた。
もう曲とか全然関係ないし、挙句の果てに歌詞間違えるwww (これ絶対、前振りの話に全力使い果たしてチカラ抜けてんでしょ)

まぁ、デスストの MCだけでなく、全体的にチカラ抜けているというか、いい意味でも、すごくリラックスしている雰囲気が伝わってくる公演でした。

思い起こせば半年前の3月に終わった ONE ENDのアリーナ公演、あまり彼の全力の笑顔が見られなかった気がしました。その緊張感もまた良かったんですけどね。
同じくアリーナ公演ということでも、、180°異なる方向性のツアーであったかな、と感じましたね。

 

クルーへの信頼感

先の節で書いた、リラックス というワードにも関連するけれど、セットや構成がシンプルである分、三浦さんが DMクルーのバンメンやダンサーズに負っている部分がとても大きかったと感じたし、また、クルーへの信頼感や親密さも、改めて感じることができました。
あ~、クルーへの信頼感はいつものことだし、ONE ENDのクルーの仲良しさもとても良い感じだったけれど。このツアーでは、”チーム三浦大知” という雰囲気をすごく感じた。

バンド推しの自分としては、"Blow You Away!" ~ "Complex"、"片隅" あたりのバンドフィーチャーが楽しかったし、Dr. おもっちーやタッキーがイキイキとプレイする時間が増えてきている気がして嬉しかった^^ (まぁ頌くんと Kenshiさんはプロフェッショナルなので、以前からずっと、いつもイキイキ、いつもがっつりサポートくれている感じ)

ダンサーズに対する雰囲気もちょっと、ちょっとだけ違う感じ。
なにが違うのかな、、と考えてみたんだけど。
そういえば、それまでずっと大知くん(ここにきて突然、笑)がしょっていた座長としての緊張感、みたいのが、、イイ感じに抜けていたように思えます。

いやもちろん三浦さんが座長だし、緊張感はあるに決まっているんだけれども、それよりも。全力で、無心でパフォーマンスに没頭している感じがしたのですよね。

 

振り返り

今回のツアーのセットリストには、もちろん過去の曲も沢山ふくまれていて。
セットリストだけではなく、演出自体も、過去ツアーの演出を振り返っているものがいくつかあったと思う。(思ったはいいけど、途中で考えるのを諦めてしまった)

たとえば先の節でもふれた "別れのベル" は、上條頌くんを初めてまねいたシナスタツアーを思い出すし、弾き語りの "Lullaby" は、過去ツアーで何度かやっているもの(歌が相当うまくなっているけれども!)あとは "Right Now"のお立ち台とか!

こういう振り返りは、実は BEST HIT TOURでやっている筈なんだけれども、どうしてか今回のツアーの方が振り返りが多い気がする。

同行した友人と一緒にみたシナスタジアを思い出してしまいました。

 

敢えて苦言を呈するなれば

これは本人やクルーというより、事務所さんへのお願いです。
アリーナのようなでっかい会場の公演では、セットの1部ではなくて、普通に視界を確保するためのサブモニターを設置してください。
今回わたしはたまたま全公演スタンド席だったので全体像は見えたし、セットのサブモニターに映るときは三浦さんやクルーのアップも見られた。でも小さなサブモニターには映らないときもある。
いろんな方の話によれば、アリーナ後方席だった方は、ステージがほとんど見えなかったそうです。これはいけないと思う。
国際フォーラムのホール A クラスでも、ステージ全体やアップ映像を流すサブモニターを設置して欲しい。

自分個人だけの話であれば、音楽が聴こえればまぁ良し、と言えるけれども、ほとんどの人はダンスを見たい筈。ダンスを売りにしている人のダンスが見えないのは、いけないと思う。
本当はこういうことはアンケートに書きたいのだけれども、どうしてかここ1、2ツアーではアンケートを書く機会がありませんので、ここで書いておきます。

もっと大きな会場でやるためにも、すぐにでも改善した方がいいと思っています。

 

リセット?…三浦さんの幸せのカタチとは

話、戻ります。
このたび、アリーナツアー3公演に参加して、いろいろな印象がありましたけれども、、ここで特筆しておくのは三浦さんの笑顔。
COLORLESS TOURの三浦さんは、ほとんど終始、笑顔だった気がします。歌っても、踊っても、しゃべっても、心から嬉しそうに笑っていた気がします。
代々木のときは、ちょっと泣きそうに見えるほどの笑顔で、(ああ、そんなにも幸せなのね!)とみている方が感激するような、たまらない表情でした。

ONE END TOURの追加アリーナ公演が今年3月まで。それから約半年、(ああ、いや8月には「蜜蜂と遠雷」はあったけれども、)シングル「片隅」のリリース以外にほとんど活動のなかった彼に、いったい何があったのだろう?
…何かはあったんじゃないか、と思ってはいます。

今回のツアーの内容。とにかくシンプルで、奇をてらわない内容。
決してクオリティが悪いということではないけれども、何というか、、それまでもがき苦しみながらもコツコツ積み上げてきた何かを、いったんすべてリセットしたかのような、そんな印象を受けるものでした。

あれ?わたし、、(RE)PLAY から BEST HITの辺りでもそんなこと感じていたような気がする??

 

悪い感じではないんですが、三浦さんがどこに向かって行こうとしているのか、正直、わたしにはよくわからない感じです。

くりかえすけど、決して悪い感じではないんです。

 

ただ、彼の中でなにかがリセットされてるような印象があって。
これからどうなるのかな?と。

          ***

最後、まとまりのない感じになってしまったけれど、、
今後の生活環境のなかで、個人的に今までのようにはライブに行ったりできなくなる可能性が高いんです。
現在も、少しずつ行けるライブを絞っていく感じ。
三浦さんのライブも、いつまでも追いかけていたいけれど、、なかなか当たらなくなってきたし、参加できる本数はどんどん減ってくるだろうな、と。

 

ライブって一期一会です。
体力的な問題、財力の問題、いろんな条件が少しでも変われば、
今のようにいろんなライブに行ける生活が、いつ変化するかわからない。

 

だけど、やっぱり三浦さんの次のライブを観に行きたい。
機会があるかぎりは、応援を続けていけたらいいな、と思っています。

 

 

おわり。