社会参加の実際・改

2016年お引っ越し。つれづれだらだら雑なテーマで書きます。ま、ちょっとライブ感想多め。

川島さん、逝く。

今日の昼頃。脳腫瘍で静養中であった『BOOM BOOM SATELLITES川島道行さんが逝去されたとの報を目にして、辺りはばからず「えっ…」と叫び、しばし絶句してしまいました。
川島さんの体調不良のため、ついに活動終了を宣言していた BBSが、今年 2016年 MTV VMAJで”最優秀ダンスビデオ賞"を受賞、あと、ほんの2週間後に開催される予定の受賞パーティーに、その出席が予定されていた矢先です。
もちろん病気の川島さんがご出席できるかどうかは不明であったものの、、まさか先に訃報を目にすることになるとは…。

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とはいえ、BBSと自分とのお付き合いは、さほど深いものではありません。
長いキャリアを持つ彼らですが、自分が彼らの存在を認知したのは、日本で有名になってから。もっと具体的に言うと『APPLESHEED』から。

初めて彼らの音楽を聴いたときに、この世でこんなにかっこいい音楽があるのか!?と衝撃をうけました。ベタだけどマジで。

それで、ま、アルバム数枚とかDVDとか入手したりとかしましたが、、どうしてさほど深いお付き合いにならなかったかといえば。
…彼らの音楽があまりにもツボにはまりすぎて怖くなったから。

彼らの音楽は、あんなに刺激的なのにあまりにも身体に馴染んで、アルバム1枚、いや楽曲1曲だけですら、何10回でも何100回でも永遠にリピートして聴いていたくなる中毒性があります。ですが刺激は強いので、何時間もリピートしているうちに、徐々に精神の位相がズレてくるというか、違う次元に飛ばされてしまうとか、そういう類のヤバさを感じてくるのですね。

これはちょっと、、本当にヤバイと思いまして、彼らの音楽を聴くときには、たとえば時間制限を設けるとか、後ろ髪を惹かれても、敢えて途中でぶった切るとか、、そのくらいの覚悟をしておかないと、安易には聴けないんですよね。

というわけで、うっすらとお付き合いさせていただいてきた BBSさんの音楽。
本当は、何度も LIVEチケットを取ったりしたんですが、ついぞ生で聴くことはありませんでした(上述の理由で、、チケット取ったのにビビって怖くて LIVEに行けなかった)。

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こんな、うすい関係の自分が、彼らの音楽について語れることなど、ほとんどありはしないのですが、、ただ。
本当に多くのファンのみなさんが、彼らの音楽を愛していたということはよく分かります。
わたしも、怖がりながらも、うっすらと彼らを愛していたもののひとりとして、数多くの素晴らしい曲を、命を削って造り上げ届けてくれた川島さんのご冥福を、心からお祈りしたいと思っています。ただそれだけを言いたかった。

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追①:
昨年音楽ナタリーさんに掲載されたインタビュー記事が、とてもよい内容なので貼っておきます。

音楽ナタリー: →「BOOM BOOM SATELLITESインタビュー

 

追②

今夜は、CSの音楽チャンネル何局かが、急遽 BBSの追悼番組を特集するそうです。
YouTubeでは、彼らのオフィシャルチャンネルでいくつもの映像が公開されていますので、ここにも少し貼っておきます。

 

BOOM BOOM SATELLITES 『LAY YOUR HANDS ON ME』Short Ver.
Published on May 22, 2016

 

BOOM BOOM SATELLITES 『A HUNDRED SUNS』 
Published on Jan 8, 2015

 

BOOM BOOM SATELLITES 『BACK ON MY FEET(from EMBRACE TOUR 2013)』
Published on Oct 22, 2013